京都大学大学院 医学研究科 社会健康医学系専攻

健康情報学

マレーシア日本人退職者プロジェクト

マレーシア日本人退職者プロジェクトとは?

 定年後のある一定期間を海外で暮らすロングステイが世界的に盛んになりつつあり、それに伴い移住者の健康問題に関心が寄せられています。本分野では、マレーシアの2都市(クアラルンプール、イポー)に中・長期間滞在する日本人退職者がマレーシアで医療機関(病院、クリニック)を受診する際に持つ、現地の医療従事者および医療制度に対する信頼に関する質的研究を実施致します。この研究の目的は、日本人高齢者が海外に移住し医療機関を受診する際に、どの様な要因が患者の信頼感を形成する事に影響しているかを探る事です。
 この研究は、京都大学がマレーシアのマラヤ大学と共同で行っているダブルディグリープログラムの枠組みで行うもので、2014年度に京都大学から第1期生がマラヤ大学に約1年留学し研究に取り組んでいます。今回は、2015年の1月から3月にマラヤ大学にてマレーシア在住の日本人退職者を対象に実施したインタビューで得たデータを利用して、京都大学において、「医療に対する患者の信頼」に焦点をあてた分析を進める予定です。

ー 以下、研究にご協力頂いた方々へ ー
 この場をお借りして心より御礼を申し上げます。また、今回の研究におけるデータ活用について、もしもご都合が悪い場合には、下記の担当者までご連絡を頂ければそのように対応させて頂きます。ご依頼頂ければ、研究計画書および研究の方法に関して、ご説明いたします。


研究課題名
 日本人退職者のマレーシアの医師への信頼に影響する要因に関する質的研究
 Factors influencing Japanese retirees’ trust in physicians in Malaysia: a qualitative study


京都大学大学院 医学研究科 社会健康医学系専攻 健康情報学分野
 研究責任者:中山 健夫
 研究担当者:河野 文子

               

《個人情報保護の仕組み》
研究に参加されたみなさまからご提供頂きました情報は、誰が発言したかがわからない状態(匿名化)のデータとして保管されています。また、学術論文など、公に研究の結果を公表する際には、個人が特定できる情報は除いた形で公表されます。                

               

《問合せ先》
京都大学大学院 医学研究科 社会健康医学系専攻 健康情報学分野
Tel:075-753-9477
京都大学 医学・病院構内共通事務部 経理・研究協力課 国際掛
Tel:075-753-4305
               


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